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お仏壇のサイズについて

サイズがわかることでより正確にお見積りできます。
お問い合わせ時に、以下表を参考に「○代」とご入力ください。

高さ 奥行
30代 131cm 66cm 50cm
50代 151cm 76cm 54cm
70代 166cm 81cm 59cm
100代 173cm 85cm 70cm
150代 175cm 97cm 77cm
200代 180cm 122cm 81cm

ご供養費とお車代について

ご供養費 お車代
富山県 15,000円 不要
石川県 15,000円 5,000円〜
福井県 15,000円 5,000円〜

※お車代の詳細につきましては、お問い合わせください。岐阜県は出張ご供養の対象エリア外になっておりますので、ご了承ください。

FAQ

よくあるご質問・各仏壇の特徴について

よくあるご質問

お仏壇とは

お仏壇は、信仰の中心となる本尊(仏像)やご先祖様の位牌などを祀り、供養を行うための場所。元は寺院にある「内陣(ご本尊を安置してある本堂のこと)」をミニチュア化して一般家庭に持ち込むため作られました。
奈良時代に書かれた「日本書紀」によると、686年天武天皇により、仏教を広めるために、国ごとに仏舎を作り、仏像、経典をお祈りせよ、という勅令が出されました。一般家庭にお仏壇が普及したのは江戸時代になってからで、江戸幕府が寺檀制度を整備したことにより、各家庭にもお仏壇が置かれるようになりました。

唐木仏壇
金仏壇

金仏壇とは?

金仏壇は、白木に漆塗りを施し、内部には金箔が貼ってあるお仏壇のことを指します。浄土真宗(本願寺派・大谷派)を信仰なさっているご家庭に多く祀られている場合が多いです。
新原美術では、全国的にも大変珍しいお買取サービス、金仏壇のお買取を致しております。お買取金額は、金仏壇のサイズに応じて変わりますので、お問い合わせ時にスタッフにサイズをお知らせくだされば、お電話口にて金額をお知らせ致します。

唐木仏壇とは?

唐木仏壇は、黒檀や紫檀などの耐久性に優れた木材を使用し、美しい木目を生かして作られる仏壇を指します。様々な宗派でご使用されており、とりわけ禅宗の方は唐木仏壇を祀られているご家庭が多いようです。

モダン仏壇とは

モダン仏壇とは、現在のライフスタイルやインテリアに違和感なく調和するデザインの仏壇です。
唐木仏壇、モダン仏壇などに関しましては、地域最安値を目指して有料でお引き取り致します。お電話口、または申込フォームで材質、サイズを教えていただくと、詳細な費用をお知らせいたします。

その他、仏具など併せて引き取って欲しいものがございましたら、お問い合わせ時にお知らせください。
お仏壇の種類、材質、大きさに関わらず、出張費・運搬費は一切かかりません。また、担当スタッフが大切なお仏壇の搬出に厳重に注意して行いますので、ご安心してご依頼ください。

唐木仏壇

出張供養

ご不安なくお仏壇を処分するためにも、お仏壇の遷座法要、または閉眼供養、いわゆるお仏壇の魂抜きをされることをお勧めしております。法要を執り行ってもらった場合、お布施という形でお寺様にお礼を致します。しかし、お布施の金額は中々相場がわからない、といった声をお聞きいたします。
弊社では、そんな方のために、お寺様をご紹介し、出張供養をご案内しております。富山県内の場合、お布施の金額は15,000円と、ご安心の一律の金額となっております。お問い合わせの際に、出張供養も併せて希望される旨をお知らせくだされば、こちらでお手配致します。ご依頼された時に、宗派などをお伺いいたしますので、お知らせください。

出張供養について

各仏壇の特徴について

【金仏壇は伝統工芸品】

伝統的な金仏壇は、木地・塗り・蒔絵・金箔押し・彫刻・錺金具・彩色など製造工程が細かく分類されています。経済産業大臣(当時の通産省)によって、金仏壇の産地のうち、15ヵ所が一定の地域で主として伝統的な技術または技法を用いて製造される伝統的工芸品として指定されました。またそれ以外の金仏壇の産地でも、国指定ではなく、県指定の伝統工芸品として現在も脈々と伝統が受け継がれています。

【国指定の伝統的工芸品、金仏壇】

各仏壇の特徴について

山形仏壇

山形仏壇の特徴は、天然素材である木や漆の温もりと堅牢な作り。木地の前面に欅、センなどの木目板を貼るので、木目を生かした塗りがなされ、美しく荘厳な雰囲気があります。唐草模様で装飾された欄間や柱の装飾は、天女や鳥などの華やかな飾り柄で、地金にも特殊な加工を施した黒金具が使用されます。肘木枡組みによって制作された宮殿は落ち着いた美しさと豪華さを併せ持っています。

新潟・白根仏壇

新潟・白根仏壇の特徴は、京仏壇の伝統的な技術や製法に独自の技術を取り入れ、蒔絵装飾を用いることで優雅な作りが生み出されている点です。平枡型と呼ばれる技法で作られた宮殿は、組み立てや解体がしやすいため、補修も簡単に行えるので、100年200年経っても良好な状態を保つ事ができるといわれています。木地には桧、欅、桜、姫小松、杉などが使用されます。錺金具が多く用いられるため、華麗で荘厳な雰囲気を持つお仏壇です。

三条仏壇

三条仏壇の特徴は、基本に忠実な宮殿造りと優れた手打ち金具、美しい塗りがもたらす格調高く品格のある華麗さです。元々金物産業の町として栄えていたこともあり、金物で培った技術は仏壇の金具制作でも大いに発揮されています。また、新潟県内の白根仏壇、長岡仏壇は5つの工程に分けて制作されますが、三条仏壇は7つの工程に分業し作られます。構造は京仏壇に近く、木地は一切釘を使わない「ほぞ組み」、柱から柱へ渡される長押は、弓形長押、またはわらび型長押の技法を用い、宮殿は肘木枡組みもしくは枡組みで作られます。

長岡仏壇

長岡仏壇の特徴は、格調高く荘厳な佇まいの、三ツ屋根型宮殿です。宮殿内には屋根がありますが、この屋根は宗派ごとに異なり、長岡仏壇は東本願寺型の二ツ屋根と西本願寺型の一ツ屋根の折衷形である三ツ屋根の豪華なものになっています。長岡仏壇は、台座と本体を分離できるように組み立てられているため、制作から何十年経った後でも綺麗に再生することができます。木地には、欅、桧、姫小松、ヒバ、イチイ、ホオが使用されます。

飯山仏壇

飯山仏壇の特徴は、美しい蒔絵や宮殿がよく見えるように作られた弓長押で、お参りしやすいように配慮され制作されています。立体感のある金箔があしらわれた蒔絵は、漆で何度も塗り重ね、丁寧に作られています。木地には桧、杉、ホオ、桂、姫小松を使用されています。宮殿は、肘木組物で作られており、肘木を抜くと簡単に分解することができるため、後々補修も容易に行うことができます。

三河仏壇

三河地方には仏壇を押し入れの中に安置する慣習があったため、台を低く作って日々のお参りをしやすいように作られています。低く作られても豪華に見せる工夫がなされており、うねり長押という技法により、美しい宮殿がよく見えるようになっています。8つの制作工程を経て完成に至りますが、それぞれ担当する職人を総称して八職と呼びます。

名古屋仏壇

名古屋仏壇の主な特徴は、台の部分が高く「まくり」を備えていることと、宮殿御坊造を代表とする豪華な構造が特徴となっています。台を高くした構造は、木曽三川の水害から仏壇を守るためだと言われています。名古屋仏壇には八職(実際は十一職)と称される職人によって制作されています。

金沢仏壇

金沢仏壇の特徴は、美術工芸品として高い評価がある加賀蒔絵の技術がふんだんに使用されていることです。前柱や中柱、戸板裏などあらゆる部分に、磨き蒔絵、高蒔絵などの技法を駆使した蒔絵が施されています。金沢は金箔生産の大半を占める地域であることから、質の良い金箔が入手しやすいということもあり、贅沢に良質な金箔が使われていることも魅力の一つになっています。

七尾仏壇

七尾仏壇の特徴は、堅牢さと豪華さです。七尾がある能登地方は山間部が多いことから、完成した仏壇は山道を担いで運ばれました。過酷な運搬にも耐えうる堅牢な仏壇が求められたのです。釘を使わない「ほぞ組み」や鏡板という本尊、脇仏の後ろ板の部分を「二重鏡板」という独自の技法を使い、より頑丈な構造に仕上がっています。古くから石川県は、漆塗りや金箔など優れた工芸品を生み出す地域であり、その技術が七尾仏壇にはふんだんに取り込まれています。金沢仏壇が雅な雰囲気である一方、七尾仏壇はより豪華絢爛で荘厳な雰囲気を醸し出しています。

彦根仏壇

彦根仏壇の特徴は、蒔絵や金箔をふんだんに取り入れた豪華絢爛さです。高級な素材を惜しげもなく使用し、また4尺以上の大型仏壇が多く、高級仏壇の代名詞となっています。仏壇の前面には、木地の木目を生かした木目出し塗りが施されています。彦根仏壇は、工部七職と呼ばれる7つの分野の専門技術を持つ専門の職人によって一つの仏壇を作り上げられます。釘を全く使用しない「ほぞ組み」で組み立てられます。彦根仏壇には「杖」と呼ばれる一本の棒を基準とし、設計されていきます。大きさに基準はなく、仏壇が作られる度に、「杖」も注文内容に応じて新しく作られます。

京仏壇

京仏壇の特徴は、一つ一つの工程が細かく分業されていることによる、職人たちの技術力の結晶、ということです。京仏壇を制作するのに、約40もの職種の職人たちが携わると言われています。こうして多くの職人が携わることによって、様々な宗派のニーズに応え、生産を効率的に行うことが可能になりました。

大阪仏壇

大阪仏壇の特徴は、高蒔絵と呼ばれる技法を用いて漆を高く盛り上げ、あたかも錺金具をつけたかのような装飾が施されていることです。錺金具を釘で打ち付ける必要がないため、仏壇の木地を傷めることもありません。柱には金箔が押され、彫刻に彩色が施されています。宗派に合わせて、扉前面に付けられる錺金具の形状を変えていることも特徴の一つです。

広島仏壇

広島仏壇の特徴は、高度な漆塗り技法と純金細工です。産地特有の材料としては、広島名産の牡蠣の殻を細かく砕いたものを材料とした「胡粉下地」を使用しています。漆塗りの上塗り仕上げには「立て塗り」という技法が用いられ、その技術の高さは各地の漆塗り職人が技術習得に来るほどです。仏壇内部には親鸞聖人の生い立ちや仏教伝来を表す彫刻が施され、表面には金箔が贅沢に貼られており、その豪華絢爛さは極楽浄土を表現しているかのようです。広島仏壇の製造工程は大きく7つに分類され、「七匠」と呼ばれ、制作されております。

八女福島仏壇

八女福島仏壇の特徴は、荘厳で華やかな装飾と仏殿楼閣を模造した仏壇形式です。独自性が強く、他の仏壇産地の影響をほとんど受けていません。全体的に漆塗りと金箔が施されています。独特の風格と品質を保持するために、江戸時代から受け継がれてきた伝統に則り、大半が手作りです。九州地域の仏壇製造の源流ともいわれており、全体的に低めに作られています。

川辺仏壇

川辺仏壇の特徴は、「ガマ戸」と呼ばれる川辺仏壇特有の仏壇があることです。ガマとは、鹿児島の方言で洞窟を意味します。浄土真宗が弾圧された時代、洞窟などに隠れて念仏を唱えるようになったため、この場所は「かくれがま」と呼ばれました。ガマの中では、狭い場所でも礼拝できるように台座と仏様本体が一体化した「ガマ壇」という仏壇が作られるようになります。また、隠れキリシタンが仏壇にマリア像を隠して信仰していたように、川辺界隈では一見箪笥に見えるが、扉を開くと豪華絢爛な金色の隠し仏壇が作られていたといわれ、「ガマ戸」にもこのようなガマ壇や隠し仏壇の要素が受け継がれているそうです。
ガマ戸以外には、「三法開き」「胴長」「半台付」「別台付」という様式もあります。材料には杉や松が使われ、川辺仏壇は天然本黒塗りと金箔で仕上げた木地に美しい彫刻が施された小型の仏壇として長い礎を築いてきました。